経営者ブログ

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セレブリティ代表/高山 和子

元大手結婚情報サービス会社トップアドバイザーの長年のキャリアを経て、2001年1月有限会社セレブリティ 設立。20年に及ぶ豊富な現場の経験から、瞬時に人を洞察する類まれなる観察眼と、研ぎ澄まされた勘の鋭さから、人と人との相性を見分ける能力は、まさにこの仕事が天性のものと考えられる。

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大事な事は face to faceで。

お付き合いしている時、 その間  今の時代は 普通に相手とメールのやりとりを交わしますが、

微妙な感情を伝えたい時は メールはちょっと危険ですね、、 ニュアンスが伝わりにくく、誤解を招いたりすることがあります。

又、メールの性質上 一方的に何でも言えちゃうので 抑制が効かず、思っていたよりエスカレートしてしまう事もままあります

目の前の相手の顔色、表情を読み取りながらの行ったり来たりの会話ではないので、独りで どうしても 自分の思いが溢れてきて ”あらぬ”方向へと突き進み、意図しない文章を投げてしまう事もあります~

会わずに(会えずに?) その間、メール連絡は頻繁にしている内に 逆に相手の本心が読めなくなって  交際が良い方向へ行かない・・先日も会員の方からそういう相談がありました。

後で、「そういうつもりで言ったんじゃないよ」・・と言っても  相手はメールの文面から解釈しますので ”正確”な意志の疎通が、逆に阻まれる事にもなったりもしますね。

お付き合いしている 男女は やはり 顔を見て話すのが一番で、 メールは その補足の連絡ツールに留めておいた方が無難です。

手紙だと 色々な思い、考えをまとめて書くので(今は手紙も少ないでしょうが)、逆にその分 情感も加わったりして 手紙独特の良さがあるのですが、メールはもっと簡単に書けちゃうので、それがリスキーな側面となります。

相手の興味を引かないような事もダラダラと 書いてみたり、あるいは自分の思いこみで相手への印象を断定したりして、、(。>0<。)

お付き合いするという事は、共有の空間と 時間を重ねてこそ、互いの理解を深められ、親しさも増します。 何百というメールのやり取りがあっても、一度顔を見て話す 親密度にはかないません。

一緒に居るという事は「全身で相手を感じる事」ですから、集中力と 判断力と 感受性が 一番研ぎ澄まされるのが、 一緒に向き合っている時間なんです。

一杯言いたいことはあったけど、顔を見ると「もう良いかな・」・・と云う事、結構あるんです

メールは連絡を取り合うのに便利なツールですが、そのツールの性質を良く理解した上で、お付き合いする上で巧みに使いわけてほしいな・・と思います。

会えないときは 電話で生身の声を聞いたりするのも 良いと思います、、そのトーンで、相手の気分、感情を察したりもできます~でもその電話でさえ、あまり込み入った事を話すには最適ではないと思います。

視覚、聴覚で捉える  声や、話し方  表情  それ等が一体となって、一人の人物像が浮彫(うきぼり)となります。

一緒に語らいながら 食べたり、飲んだり、何処かに行ったりと、その時間を少しでも 多く持って行く事が、相手との距離を縮め、「お見合いで出会ってから結婚へ 」の近道の”交際術”であることを改めて ここで確認しておきたいと思いました。

 

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